ブジオス占い
16個のタカラガイを投げ、口が上を向いた貝の数から神々(オリシャ)のメッセージを読む、ブラジルのアフリカ系宗教カンドンブレの占い。西アフリカのヨルバの伝統に由来します。
発祥:ブラジル(ヨルバの伝統に由来)19世紀ごろ〜儀礼解説のみ
海を越えた占い
16世紀から19世紀にかけて、多くのアフリカの人々が奴隷としてブラジルへ連れてこられました。その中には西アフリカのヨルバの人々もいて、故郷の神々(オリシャ)への信仰を守り続けました。こうして生まれたのが、ブラジル北東部のバイーアを中心に広まった宗教「カンドンブレ」です。
ポルトガル語で「ジョーゴ・ジ・ブジオス(貝殻の遊び)」と呼ばれるこの占いは、カンドンブレの祭司が行う大切な儀礼の一つです。
16個の貝殻
占いには16個のタカラガイを使います。祭司は祈りの言葉を唱えながら貝殻を布やざるの上に投げ、口(割れ目)が上を向いた貝が何個あったかを数えます。その数によって「オドゥ」と呼ばれる答えが決まり、どのオリシャが語りかけているか、どんな助言があるかを読み取ります。
貝殻の数で答えを導く仕組みは、ナイジェリアのイファと同じヨルバの知恵の流れをくむものです。キューバなどカリブ海地域にも、同じ系統の貝殻占いが伝わっています。
このサイトでの扱い
カンドンブレの信仰と結びついた宗教的な実践なので、このサイトでは紹介のみとし、体験は提供しません。
最終更新:2026-10-07