ハーフェズ占い
願いごとを心に浮かべて14世紀の詩人ハーフェズの詩集を開き、目にとまった詩をお告げとして読むイランの占い。冬至の夜「ヤルダー」や新年「ノウルーズ」に家族で楽しまれます。
発祥:イラン(ペルシア)14世紀以降カード等を引く解説のみ
国民的詩人の詩集で占う
ハーフェズは、14世紀にイラン南部の町シーラーズで活躍した詩人です。恋や酒、神への思いを歌った抒情詩「ガザル」を集めた詩集『ディーワーン』は、今もイランの多くの家庭に置かれ、人々に暗唱されています。
この詩集を使う占いが「ファーレ・ハーフェズ(ハーフェズの占い)」です。願いごとや迷っていることを心に思い浮かべ、ハーフェズに語りかけてから詩集を開きます。最初に目にとまった詩が、その問いへの答えになります。
家族で楽しむ夜
一年でいちばん夜が長い冬至の夜「シャベ・ヤルダー」には、家族や親戚が集まり、ザクロやスイカを食べながらハーフェズの詩で占うのが習わしです。春分に始まる新年「ノウルーズ」にも行われます。テヘランなどの街角では、小鳥が詩の書かれたカードをくわえて選ぶ、ハーフェズ占いの屋台も見られます。
詩を読み解く楽しみ
ハーフェズの詩は比喩に富み、いくつもの意味に読めます。だからこそ、どんな問いにも答えてくれると親しまれてきました。
このサイトでの扱い
今のところ解説のみです。詩の翻訳には著作権があるため、体験を作る場合はパブリックドメインの訳や独自の訳を使う必要があります。
最終更新:2026-10-07