オガム占い
古代アイルランドで使われた、線を刻んで表すオガム文字を使う占い。それぞれの文字に木の名前が結びつけられています。文字は古代のものですが、占いとしての使い方は主に現代に生まれたものです。
発祥:アイルランド文字は4〜6世紀ごろ、占いは現代カード等を引く解説のみ
石に刻まれた線の文字
オガムは、アイルランドで4世紀から6世紀ごろに使われ始めた文字です。1本の基準線に対して、短い線や点を何本刻むかで音を表します。石の柱の角を基準線にして、人の名前などを刻んだ「オガム石」がアイルランドやイギリス西部に数百本残っており、特にアイルランド南西部に多く見られます。
木の名前の文字
中世の写本では、オガムの各文字に木の名前が結びつけられています。たとえば最初の文字「ベイス」はカバノキ、「ルイス」はナナカマド、「ドゥイル」はオークです。このことから、オガムは「木のアルファベット」とも呼ばれます。
古代の文字、現代の占い
オガムの文字を木の枝や札に刻んで引き、その文字と木の性質から答えを読む「オガム占い」は、20世紀以降にケルト文化への関心が高まる中で広まりました。古代のドルイド(神官)がオガムで占っていたという説もありますが、確かな証拠は見つかっていません。
このサイトでは、古代から伝わるものと、現代に作られたり再解釈されたりしたものを区別して紹介しています。
このサイトでの扱い
今のところ解説のみです。北欧の文字を使う占いには「ルーン占い」があります。
最終更新:2026-10-07