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太占(ふとまに)

鹿の肩甲骨を焼いて、できたひびで神意をうかがう日本古来の占い。古事記の神話にも登場し、今も一部の神社で年の初めの神事として受け継がれています。

発祥:日本古代〜儀礼解説のみ

神話に登場する占い

太占(ふとまに)は、鹿の肩甲骨を火で焼き、表面に現れたひびの入り方で物事の吉凶を判断する占いです。古事記では、イザナギとイザナミの国生みの場面で、神々が「太占に卜相(うらな)ひて」と占いをしています。天岩戸の神話でも、鹿の肩の骨を「ははか」という木で焼いて占う様子が描かれています。

骨を焼いて占う方法は東アジアに広く見られ、中国の「甲骨占い」とも通じるものです。日本ではのちに中国から伝わった亀の甲羅を使う「亀卜(きぼく)」が朝廷で行われるようになりました。

今に伝わる神事

太占は今も、東京都青梅市の武蔵御嶽神社などで、年の初めにその年の農作物の出来を占う神事として行われていると伝えられています。結果は神社に掲示され、地域の人々が一年の目安にしてきました。

このサイトでの扱い

神社の神事として受け継がれている占いなので、このサイトでは紹介のみとし、体験は提供しません。

最終更新:2026-10-07

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