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甲骨占い(殷の亀卜)

亀の甲羅や牛の肩甲骨に熱を加え、できたひび割れで吉凶を判断した古代中国・殷王朝の占い。結果を刻んだ「甲骨文字」は、現在の漢字の祖先にあたります。

発祥:中国(殷)紀元前13〜11世紀ごろ儀礼解説のみ

王が国の行方を占った

紀元前13世紀ごろから紀元前11世紀ごろにかけて、中国の殷(商)王朝の王たちは、戦争、狩り、天気、収穫、出産など、あらゆることを占いで決めていました。使ったのは亀の腹側の甲羅や牛の肩甲骨です。

骨の裏側に小さなくぼみを彫り、そこに熱した棒を当てると、表側に「卜」の字のようなひびが走ります。このひびの形から、神や祖先の答えを読み取りました。「卜(ぼく)」という漢字は、このひびの形からできたといわれています。

漢字のはじまり

占いが終わると、問いの内容や結果を骨に刻みつけました。これが「甲骨文字」で、まとまった形で残る最古の漢字とされています。19世紀の終わりに「竜骨」という薬として売られていた骨に文字が刻まれているのが見つかったことをきっかけに研究が進み、殷の都があった河南省安陽の殷墟から大量の甲骨が発掘されました。

このサイトでの扱い

数千年前の王朝の儀礼として、歴史を紹介するページです。体験は提供しません。同じ中国生まれで今も使われている占いには「易」があります。

最終更新:2026-10-07

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