鉛占い(ブライギーセン)
大みそかの夜に溶かした金属を冷たい水に落とし、固まった形から新しい年の運勢を占う、ドイツやフィンランドなどの年越しの習慣。
発祥:ドイツ・フィンランドなど古代〜(年越しの習慣として近代に定着)形や模様を読む解説のみ
大みそかのパーティーの楽しみ
ドイツ語で「ブライギーセン」は「鉛を注ぐ」という意味です。ドイツやオーストリア、スイスでは、大みそか(ジルヴェスター)の夜に、友人や家族で集まってこの占いを楽しんできました。
小さなスプーンに金属のかけらをのせ、ろうそくの火で溶かして、冷たい水を張ったボウルに一気に落とします。ジュッという音とともに固まったでこぼこの形を取り出し、何に見えるかで来年の運勢を占います。
形の読み方
市販のセットには、形の意味の一覧が付いていることが多く、たとえば船なら旅行、ハートなら恋、星なら幸運、などとされています。影を壁に映して形を読む方法もあります。正解はなく、みんなで「これは何に見える?」と言い合うのが楽しみです。
フィンランドでも、大みそかに金属を溶かして占う「ウーデンヴォーデンティナ」という同じような習慣があります。
鉛から別の素材へ
鉛は体に有害なため、ヨーロッパでは規制が強まり、近年はろうや、鉛を含まない金属を使ったセットに置き換わっています。
このサイトでの扱い
今のところ解説のみです。形を読む占いには、トルコの「コーヒー占い」もあります。
最終更新:2026-10-07